INTERVIEW 04
プロジェクト推進力を発揮し、お客さまのグローバル化を成功に導く
プロジェクト推進力を発揮し、お客さまのグローバル化を成功に導く


基幹系システム分野
J.P
2025年キャリア入社/政治経済学部卒
※掲載内容は、インタビュー当時のものです。
アメリカの大学を卒業後、韓国・日本のコンサルティング会社2社で勤務し、顧客企業の基幹業務の効率化を担うSAPシステムの導入支援を行い、医薬品業界の案件にも携わりました。しかし、コンサルタントはあくまで支援者であり、顧客企業の内側でシステムに直接関わることができないことに物足りなさを感じていました。ITの専門性を高め、真のプロフェッショナルをめざしたい。そう考えた私は、実際にSAPシステムの導入・運用・保守に携われる環境を求めて転職活動を行うことに。そんななかで日立PIに出会い、現上司からうかがった業務内容を通じて、「自身が望む技術力習得とキャリア獲得を実現できる」と確信しました。また、医薬品業界に特化している点も、事業の安定性という観点から魅力を感じたところ。入社後はそれに加えて、医薬品業界の発展に直接貢献できるというやりがいも感じています。私がシステムを適切に導入できなければ、医薬品の生産や販売に支障が生じかねない。そうした責任を感じながら日々業務に取り組んでいます。

大手製薬企業のお客さまのグローバルSAPシステム導入プロジェクトを担当し、韓国・タイ・ヨーロッパなど海外拠点のメンバーと英語・韓国語を使って各国の要件や考え方を調整しながらプロジェクトを進めています。印象的だったのは、海外のお客さまとの間で業務プロセスや要件の理解に時間を要したことです。最初は言語の壁によるものと思いましたが、途中でそうではないことに気づきました。そこで一方的に説明するのではなく、相手の理解状況や背景を丁寧にヒアリングすることに注力。また、図解やフロー図を使って視覚的にプロセスを整理し、相互理解を図る工夫を重ねました。結果として、お客さまと認識を合わせることができ、プロジェクトを円滑に進めることができました。この経験を通して痛感したのは、SAPシステム導入は単なるITの話ではなく、「人と業務の仕組みを変えるプロジェクト」であるということ。だからこそ、お客さまと信頼関係を築き、「お客さまが現場で効率的に使いやすい仕組みをともにつくる」という意識を強く持つことが大切なのだと、いま実感しています。

COLUMN
医薬品業界ではいま、DXによるサプライチェーンの最適化により、人・モノ・ビジネスをつなぎ、リアルタイムなデータ連携を実現することが急務に。それにより、医薬品の品質向上や、開発から販売までのプロセスの迅速化が期待されています。私たちには、その基盤となるITインフラの整備と安定運用が求められています。
現在担当しているグローバルSAPシステム導入プロジェクトは、データ移行を経て国内でのテスト段階にあります。そのなかにはCSV(※)の管理業務も含まれ、経験の浅い私にとっては挑戦でもあります。しかし、これは自身を成長させるための大事なプロセスだと考え、CSVに関する知識を学びながら業務に取り組んでいるところです。導入後は運用・保守に携わる予定で、そこでさらにSAPに関する専門技術を磨いていきたいと考えています。その際、心強いのは、高い技術力を持つ上司や先輩方の存在です。わからないことがあればいつでも相談できますし、韓国籍の私の日本語が少し拙くても、真摯に理解しようとしてくださいます。また、社内には参考資料も豊富にあり、自己学習を後押ししてくれています。今後の目標は、技術的知識の深化に加え、業界動向の把握やグローバルな視野を持ったプロジェクト推進力を養うこと。そのうえで、企業の課題解決に貢献できる、「質の高い価値ある提案」ができる人財へと成長していきたいと考えています。
※ CSV(コンピュータ化システムバリデーション):医薬品の開発・製造で使用されるシステムについて、開発プロセスの最適性と妥当性を検証して文書化することを求める規定。厚生労働省がCSVの実施にあたり定めるガイドラインを遵守する必要がある。

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