システムエンジニア
N. K
入社12年目 営業系システム分野
子どもの頃から生き物や生命の分野に興味があったので、大学は生命理工学部を選択。動物の成長過程に関する基礎研究に没頭していました。動物や卵を飼育するという、ITとは無縁の毎日を過ごしていましたが、いざ仕事として捉えた場合、研究よりもお客様の目に触れるものづくりの方が面白いと考えて方向転換。学んできた生物や化学に比較的近い、食品や医薬品の分野を探す中で出会ったのが、当時「IT×製薬」というキャッチコピーを掲げていた、日立医療情報ソリューションズの前身、日立インスファーマでした。最初の7年間担当したのは、製薬会社のMR(医薬情報担当者)向けシステム。販売実績や顧客管理、日報、販売計画はもちろん、販売開始後6ヶ月間の情報収集体制強化を義務付ける「市販直後調査」という、医薬品独自の規制に関するシステムまで、幅広く担当していました。
入社10年目から、新規顧客獲得のためのプレゼンテーション業務がメインとなりました。もちろん獲得できた案件に関しては、プロジェクトマネージャーとしての調整と納品・導入までの管理を行います。11年目からは、製薬業界向け営業支援プラットフォームソリューション「REGASAS」を担当。業界トップレベルのシェアを誇るパッケージ商品です。個々のお客様の要望に合わせたカスタマイズを提案して、新規導入を獲得。プロジェクトを立ち上げます。直近では3件のプロジェクトを進行させていて、提案を進めている案件が2件あります。2019年度は5件の新規案件を獲得することができました。10年目を超えて、ポジションもフェーズも変わった最近では、マネジメントを含めたスキルアップの必要性も痛感しています。
REGASASを担当するようになってからは、プロジェクトの規模も一気に拡大。常時10名前後いるメンバーを抱えるようになったため、マネジメントやパフォーマンス管理が重要になっています。特に心がけているのは、コミュニケーションとモチベーション向上、そして信頼関係を築くこと。週一回の定期的なチームミーティングの実施はもちろん、悩みがないか、落ち込んでいないかなど、メンバーそれぞれの様子には今まで以上に気を配っています。マネジメントに力を入れるようになってからは、自分自身のやりがいも変わりました。提案が受け入れられて新規獲得できた時はもちろん嬉しいですが、お客様からプロジェクトメンバーに対してかけられた「システム導入で業務が改善された。ありがとう」という感謝の言葉を聞いた時の方が、嬉しいと感じるようになっていますね。
REGASASのみならず、自社のさらなるコア事業を創出、リードしていくことが今後の目標。お客様とより一層密接なコミュニケーションを取ることで、課題や将来的なニーズを引き出し、事業のネタを探っていきます。REGASASについても、オプションのラインナップを拡充し、MR向けに提供できるソリューションやパッケージを増やしていきたいと考えています。日立医薬情報ソリューションズは、社員に対するサポートが手厚い会社だと思います。例えば新入社員を先輩社員が指導員として徹底サポート。仕事やビジネススキルのフォローを行います。また、他の部署の先輩がサポートする「メンター制度」は、同じ部署の上司や先輩の前では言いにくいような悩みも話すことができる優しい制度です。これからも、たくさんの後輩たちをメンバーに迎えたいと思っています。ぜひ、この会社に興味を持ってください!
最近続けているのはジョギング。皇居の周りは気持ちいいし、信号なしで一周5キロと分かりやすいので、よく走ります。年に数回はマラソン大会にも出場。会社のメンバーと一緒にチームで走る大会に出ることもあります。2019年に走った横浜マラソンは、首都高を走るのですが、あまりにアップダウンがきつくて、途中でくじけそうになりました(笑)。