システムエンジニア
Y. I
入社10年目 基幹系システム分野
もともとCGに興味があったため、大学では映像やデザイン、プログラミングが身につく芸術工学の分野を選択し、大学院時代には、ある自治体の環境問題について学ぶためのゲームを製作するプロジェクトに参加しました。どういうゲームを製作してほしいかの要望書があり、自治体の職員の方々と方向性や効果のすり合わせを希望したのですが、先方の時間が取れず、結局事前の打ち合わせができませんでした。ゲーム完成後、「ここをもっと効果的にしたかった」「想定していた動きと違う」など、多くの要望が上がった経験から、モノ作りには依頼者との密なコミュニケーションと事前のヒアリングが欠かせないことを痛感しました。日立医薬情報ソリューションズの会社説明会に参加した際、具体的な事例を交えたうえで「顧客と密にコミュニケーションが取れる環境」であるとの説明があったので入社を決意しました。また、先輩社員の親しみやすい人柄にも惹かれました。
1年目は、某製薬会社の国内医療用医薬品販売物流システムの維持・保守業務を担当。当初、システムの仕組みや改修内容が十分理解できず、お客様のご要望を開発ベンダーに伝えきれないこともありました。結果、システムの改修内容が要望に沿っていないと、お客様からご指摘を受け、自信をなくしかけていました。 転機になったのは、2年目に社外実習として参画した某商社の基幹システム導入プロジェクト。自分で設計書の作成やプログラミング、テストを行うことで、お客様の要望を設計に落とし込む方法が身に付き、システム改修時に開発ベンダーに考慮してもらうべき点が理解できるようになりました。 3年目に販売物流システムの維持・保守業務に復帰。実習前よりお客様や開発ベンダーとスムーズにコミュニケーションが取れるようになったことで、要望どおりのシステムを設計できるようになりました。
6年目に任された、販売物流システムチームのリーダー。当初は不安もありましたが、システム開発時には、お客様に関連資料の提供をお願いしたり、開発ベンダーにフォローをお願いしたりすることで、自分なりの仕事のやり方を身につけることができました。またメンバーのパフォーマンスや個性を見極めて、いいところを伸ばすなど、後輩の育成にも力を入れ、リーダーとしての自信が持てるようになりました。
当時を振り返って印象に残っているのは、担当システムで障害が発生した際、部署全体がリカバリーに向けて一丸となったこと。販売物流担当メンバーだけでなく、会計や製造システムを担当する同僚もリカバリー方法の検討会議に参加してくれて、心強かったです。お客様からも励ましの言葉をいただいて、日頃のコミュニケーションから生まれた信頼関係の上で業務ができていることに喜びを感じました。
2回の産休を挟んで、今年で11年目。どんな時も楽しみながら、笑顔で仕事をすることを心がけています。時にはストレスも感じますが「厳しい」と思った時こそポジティブシンキング!笑いに変えてしまえば、多少のストレスは気になりません。私が働いているチームも「楽しみながら仕事をする」をモットーに、プライベートの話で盛り上がっています。いつでも笑い合える環境があれば、仕事に行くのが楽しくなります。
今後は、10年間携わった販売物流システム担当としての経験やノウハウを生かして、他の製薬会社へ新システムの導入提案をしていきたいと思っています。日立医薬情報ソリューションズには女性が働く環境も整備されているので長く勤められますし、女性管理職も活躍しています。これから先がますます楽しみです!
最近、ミニクーパーを購入したので、週末は1歳と4歳の子どもたちの喜びそうなところに家族で出かけることが多いです。もともと運転が好きなので楽しみながらリフレッシュ!次は島根まで遠出して、出雲大社に行きたいと思っています。子どもたちもドライブが好きなので、これからもいろいろな場所に連れて行ってあげたいですね。