Service

MR副作用連絡票ソリューション

MR副作用連絡票ソリューション「AE-Connect」は、スマートデバイス（iPhone/iPad, Mobile PC）を活用した有害事象収集・情報連携など、副作用報告に関わる業務の効率化を実現します。
MRが担当する医療機関で有害事象の情報を入手した際、スマートデバイスのWebブラウザから有害事象の第一報に必要な情報を入力でき、PV部門にて内容の確認や管理、MRに対する詳細調査依頼などを行うことができます。
また、E2B(R3)連携にも対応しており、安全性DBとのデータ連携も可能です。

優れたユーザービリティ

スマートデバイス/PCのどちらでもWebブラウザのみで利用が可能であり、直感的で分かりやすい画面構成により簡単な操作で有害事象の入力が可能です（スマートデバイスによる音声入力にも対応）。また、スマートデバイスのカメラ機能を使って詳細調査票などをスキャンし、添付することができます。

MRとPV部門の業務効率化

MRはスマートデバイスからの入力やスキャン機能などを利用することにより外出先でも効率的に業務を行うことが可能となり、PV部門は進捗管理機能により適切なフォローアップを行うことが可能となります。MRとPV部門は問合せ/回答機能によりシステム内で円滑なコミュニケーションを行うことができます。

データ品質向上

有害事象の入力データは各種項目のマスタ化や入力項目の必須チェック/ロジカルチェック機能を用いることができ、システムに入力された有害事象情報はE2B形式で安全性DBに連携することも可能です。これらの入力データの精査、自動連係機能によりデータ品質の向上を図ることが可能となります。

サービス概要

AE-Connectは、MRが担当する医療機関で有害事象の情報を入手した際、スマートデバイスやPCのWebブラウザから有害事象の第一報に必要な情報を入力でき、PV部門の確認後、安全性DBに連携することができます。AE-Connectは、文献調査ソリューション「LT-Connect」や、第1報オンライン収集ソリューション「MP-Connect」から有害事象情報の連携を行うことも可能です。

AE-Connect導入サービス

AE-Connectのシステム導入に伴う要件定義やコンフィグ設計、設定や設置、テストの実施を行います。導入においてはバリデーションに準じた対応を実施します。

AE-Connect運用保守サービス

AE-Connect導入後のシステム保守運用を実施します。保守対象は標準的な問い合わせ対応や製品サポートの他に、オプションとして定常作業の代行など各種個別のご要望にも対応を検討いたします。

AE-Connectホスティングサービス

AE-Connectを弊社管理下のクラウド環境に導入してサービス提供を実施します。クラウド環境のセキュリティ対応や監視対応は、データセンターに導入するシステムと同等の内容をご提供いたします。

Connectシリーズ連携サービス

文献調査ソリューション「LT-Connect」と合わせて導入いただいた場合、LT-Connectで入手した個別症例の連携を実施します。また。第１報オンライン収集ソリューション「MP-Connect」と合わせて導入いただいた場合、MP-Connectで医療関係者から直接入手した有害事象情報の連携を実施します。

周辺システム連携サービス

ArgusやPerceiveなどの安全性DBとのE2B(R3)形式でのデータ連携を行うため、仕様確認や機能導入を実施いたします。また、くすり相談システム（FastHelpPE）にて入手・出力された有害事象の情報を取り込むための連携機能導入も可能です。

※: ArgusはOracle Corporationの商標、または登録商標です
※: Perceiveは富士通Japan株式会社の商標、または登録商標です
※: FastHelp PEはテクマトリックス株式会社の商標、または登録商標です

d-Solutions社とのパートナーシップについて

日立医薬情報ソリューションズは、株式会社d-SolutionsとPV Connectシリーズに関して提携をしています。

d-solutions

MP-Connect、AE-Connect、LT-Connect、BS-Connectは、株式会社d-Solutionsの商標または登録商標です。

ソリューション利用イメージ図

MR副作用連絡票ソリューションイメージ図

主な機能

No.	機能名称	機能概要
1	AE報告（入力項目）	スマートデバイスやPCのWeb画面でAEに関する第一報報告及び追加報告を行う機能。
2	マスタ参照入力	施設名、医師名及び自社被疑薬の入力に関しては、マスタを準備し、マスタ検索した候補群の中から該当するものを選択して入力する機能。
3	ファイル添付機能	スマートデバイスの場合、撮影した写真や画像ファイルを添付ファイルとして登録可能。 PCの場合はWord, Excel, PDF等のファイルを添付ファイルとして登録可能。
4	ロジカルチェック機能	必須項目や日付の妥当性など入力時のロジカルチェックを行う機能。エラーを検出するとエラーメッセージとエラー発生箇所を表示。
5	メール通知機能	AE情報の報告時に関連部署に通知メールを配信することが出来る機能。
6	ＡＥ情報受付／一覧表示／詳細表示	スマートデバイスやPCから新たな報告がされると即時に一覧画面にリスト化。受付されたAE情報には受付番号を自動発行。報告されたAE情報の一覧表示、及び選択されたAEに関する詳細情報を表示。
7	問合せ／調査依頼／回答機能	報告されたAE情報の内容に不明な点がある場合、MRへ問合せを行うことができる機能。報告されたAE情報に対して調査が必要な場合、調査依頼を行うことができる機能。報告したAE情報に関する問合せ・調査依頼を受け取り、回答を登録し、返信できる機能。一覧では調査中のステータスが確認できる。
8	マスタ登録機能	ユーザマスタ/施設マスタ/医師マスタ/自社医薬品マスタなど、各種マスタの登録・管理機能。（自動連係に関しては別途要件確認の上で実施可能）
9	ICSR出力／ACK取込機能	E2B(R3)の報告基準に従ってICSRファイルを生成する機能。 E2B(R3)の報告基準に従ってACKファイルを取込を行なう機能。（いずれもICSR取込・ACK出力機能を有する安全性DB向け機能）
10	監査証跡	有害事象連絡票情報に関する一連の操作を正確なタイムスタンプを付与し監査証跡として記録する。